住宅街の一角の、塀と樹林に囲まれた中にある石塚。これは、名君といわれた7代目世田谷城主・吉良頼康の寵愛を受けた側室・常盤の墓と伝えられています。以前、この塚とほこらは荒れ果てていましたが、地元の有志や世田谷区誌研究会が中心となって「常盤塚顕彰協賛会」を結成し、昭和58年1月に今の塚に再建されました。石碑の前には、鷺草にまつわる常盤姫の伝説と由来の碑がたっています。吉良氏の重臣で奥沢城主大平氏の愛娘常盤姫は、吉良頼康に望まれ側室となり、子を授かりました。しかし、これを妬んだ他の側室達にいわれなき不義を言い立てられ、城から逃れるも、上馬の野で討たれました。常盤の愛鷺が奥沢城に文を運ぶ途中、落ちた地からさぎ草が咲いたといいます。
| 住所 |
〒154-0011 東京都世田谷区上馬5-30-19 |
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| アクセス | 東急世田谷線「松陰神社前」駅下車 徒歩7分 |