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大山道の旅人の像

頭をチョンマゲで結っている旅人が、道端で一休みしています。商家のご主人でしょうかこれは、大山詣をする旅人の像です。雨乞いの神と信仰されていた丹沢の大山阿夫利神社。この像の前の道は、江戸時代中期、五穀豊穣を願う農民や商売繁盛を願う商人が、大山詣に行き来した道です。赤坂見附から青山、世田谷、二子玉川、溝ノ口、長津田、伊勢原を経て、大山に至るこの道は、大山道と呼ばれていました。区内では、三軒茶屋、世田谷通り、ボロ市通り、そしてここ弦巻4丁目を通って、用賀、二子玉川 へと抜けていたのです。この大山詣は時が過ぎるにつれて、お参りの帰り道に東海道へ出て、江ノ島や鎌倉で遊ぶ物見遊山の旅に変わっていきました。登戸道との分岐点を過ぎて、緑の木陰沿いのゆるやかな坂を下っていった道端の広場にあるこの旅人の像は、そんな大山詣をする商人が、たぶん一服したであろうと思われるこの場所に造られました。隣に座っていると、時間を超えて話しかけられるような気がしてきます。皆さんもここで、ちょっと一休みしてみてはいかがですか。

住所 〒154-0016
東京都世田谷区弦巻4-32
アクセス 東急世田谷線「上町」駅下車 徒歩約10分